A.D 2177
火星バシリアカウンティはアーマーンによる壊滅を逃れ
腐敗したバフラムの軍事構造を改革の道へと移した
第一段階として彼らは
木星圏開発の探究と混乱の沈静化を目指すべく
「メタトロン軍事利用凍結法案」通称NAMをNUTと連合に提示、
技術革命が罰則対象となった事で
地球圏と火星との武力抗争は一時停滞の兆候を見せた・・・
これにより人々は、
過去の恐怖から逃れるかのように仮初の平穏を
維持し続ける
だが、その2年後・・・崩壊したL5コロニーから
銀色のオービタルフレームが目撃された。